2021年3月20日
投資的考え方を持とう
投資というと株とか不動産とかのようにお金持ちがするもののような、また、庶民がすると怪しい何か騙されるようなイメージがあるかもしれません。
何か製品を作っている会社だったら、より多くの量を作れるように設備投資をするとか、新たな商品を開発するために研究するというのも先行投資です。
うちの会社でもいっぱい投資をしています。ここの場所を買ったのも、新車ばかり入れているのも、最近はあまりやっていませんが、研修をするのも人を教育していくという意味での投資になります。
切れないのこぎりで１０時間かかって木を切るのと、１時間切ることではなく刃を研ぐことで切れやすくして、５時間で木が切れれば合計６時間で作業が済みます。つまり１時間刃を研ぐことが投資です。
もっと身近でいうと、洗車や日常点検も投資みたいなもので、投資というのは今やっていることがすぐに収入や結果につながらないけど、それをやっておくことで、将来効率が上がったり、楽になるような仕組みややり方を作っていくことです。
自分のやる気を維持するというのも投資です。人の能力は持っている力の数％しか発揮できていません。やる気のあるなしで結果が大きく変わるので、自分のやる気を維持するということを一番に考えるべきです。
どうしても今すぐにやらなければいけないこと、今すぐの結果に囚われてしまいますが、そのまま目の前のことに追われていたら、１０年後も目の前のことに追われているだけです。
未来のための先行投資という考え方を持ちながら、自分だけでなく全体のことも考えながら、やり方や段取りを考えていきましょう。
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