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2007年4月28日

ネットカフェ難民と呼ばれる人達へ

最近テレビを見ていると、マンガ喫茶やインターネットカフェをねぐらにしている人達の特集がよく放映されています。
彼ら(彼女たち)の本当の現実は分からないですが、今ある情報だけで感じるのは、「何を甘えとんの!」ということです。

「勤めていた会社を辞めてから、定職につけず、日雇いの仕事を探すのがやっと」という話や、そもそも新卒者の採用枠がほとんどなかった「就職氷河期」という時期があり、その年代の若者が職につけず難民になっているといわれます。

自分は創業してから18年くらいになりますが、その間、人を必要としなかった時期は一度もありません。
自分の周りの経営者から聞こえるのは「誰か人おらん?」です。

仕事がない、仕事がないというのは、甘え以外の何ものでもないと思います。
死ぬ気になって「なんでもやります!」「一生懸命やります!」という気持ちさえあれば、仕事なんていっくらでもあります。
仕事がないのではなく、自分が働きたいと思う場所に働きたいと思う仕事がない、または、自分の実力以上の会社をターゲットにしているというだけのことです。

本当に何でもやる覚悟があって、人の話も素直に聞いて、仕事をやりだしたら一生懸命やるのに、仕事がないっていう人がいるなら、三重県にいらっしゃい。
情報誌でもいっぱい求人案内はあるし、新聞の折込広告も一枚や二枚というレベルではありませんよ。
雇ってくれるかどうかは保証しませんが。

仕事に夢ばかり見ていませんか?
最初から楽しいやりがいを感じる仕事なんてありませんよ!
成功者は自分の好きな事・やりたい事をやってきたという神話がありますが、最初から最後まで好きな事ややりたい事だけやっていたら成功なんてできないと思います。
好きなことから始めても、苦手なこと・嫌いなことをやらなくてはいけません。
また我慢して仕事をするくらい嫌な仕事をやり続けたことが、自分のやりたいことに繋がるということもあります。
要は、目の前の現実から目を背けずに、一生懸命やるかどうかです。

「逃げない」と決めた時「覚悟」が決まります。
逃げられないならやるしかありません。
どうせやらなければいけないのなら、不平や不満を言わずに目の前のことに全力を尽くす。
どうせやるなら楽しく前向きに。
そうしているうちにいつの間にか仕事が楽しくできるようになり、結果、自分の夢がかないます。
自分も最初は仕事の意味も分からず、親に言われるままに就職しました。
仕事がおもしろい訳でもなく、どちらかというと「時間だけいたらお金がもらえる」という感覚で仕事をしている人ばかりでした。
休憩は何時から何時、特別頑張っても昇給は年一回。
それも上がっても月5,000円未満。
そんな中でも親から言われたのは「石の上にも3年」。
3年間はとにかく勤めるを目標に過ごしていました。

最初は3年勤めました。
その後、プー太郎を半年。
何かを見つけようとしたが見つからず再度就職。
そこで妻と出会い、結婚して、子供が生まれ、計4年勤めてフリーターに。
「今度こそ絶対何かやる」という思いを抱き、数あるアルバイトの中から宅配便の配達で起業。
家業から企業の入り口に来るまで10年。
本当に自分がやりたい事とやるべき事が腑に落ちて覚悟を決めれるようになってから、まだ、3年も経っていません。

自分の未来を切り開くのは「自分」以外の何者でもありません。
世間がどう、政治がどう、環境がどう、そんなのは単なる逃げの言い訳です。
本気で這い上がりたいなら、相談にのりますよ。

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