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2004年5月1日

社内ブログ 2004年10月

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2004年10月30日 「新潟県中越地震被災地からのメール」

「社長のビタミン・一日一語」というメールマガジンより、以下のようなメールが届きましたので、原文のまま紹介します。

『どうか助けて下さい。
小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っていますが、現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。
そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。
小千谷市役所の正面に車を止めている為に、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしか出来ず、ボランティアの人達がせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣はそれを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者の方々に当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。
現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。
「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。
あとは、トイレが使えなかったり、下着を替えられなかったりするので「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。
P&G、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。
夜の寒さが厳しいです。
お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので「貼るカイロ」が必要です。
マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが‥。
今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給が出来ないので、小泉さんが返るまで待つように‥」という連絡が入りました。
一体何の為の視察なんでしょう?
午前中にも数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ「私に仮設トイレを案内するつもりかね?」と、言われたそうです。
いったいこの国は、どうなっているんでしょう?
現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。
これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。
あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。
皆さんの声が企業や行政を動かします。
マスコミは頼りになりません。
マスコミに対しては、どうか支援活動の妨げとなり 被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての抗議の声をあげてください。
あまりにひどい状況です。
小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。
有り難うございます。
しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。
段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いて貰えると助かります。
靴下1足、下着1枚でも有り難いのですが、もし出来ればご近所の方と声を掛け合って、ある程度まとまった数があると、とても助かります。
送り先の住所はこちらです。

〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5
小千谷市役所あて
お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します。』

ここまでがメールの本文でした。
このメールを読んで目頭が熱くなると共に、怒りと悔しさが込み上げてきました。
何の為に会社を大きくしたいのか、究極は何を目指しているのか、今の気持ちを持ち続けて、意味のある会社にします。

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2004年10月29日 気楽に生きる

みんなが周りの人達と良好な関係を築きたいと思っていると思うのですが、なかなか思うようにいかないのが現状だと思います。
誰かのために良かれと思ってした事が逆に迷惑がられたり、自分では冷たく接した事が別に何とも思われていなかったりします。

相手の事を考えてみても、本当の相手の気持ちなんて分かるわけがありません。
その分からない気持ちを自分で勝手に思い込んで相手の側からみた自分を作ろうとするから無理があるのです。
自分を中心に、自分がストレスなくいつもニコニコできる心の状態を作っておくのが、良好な人間関係を作る基本です。

変に自分をつくろったりすると、本当は自分と合わない人が周りに増えて、全然楽しくない環境が出来てしまいます。
いつも自分に素直に正直に表現していれば、自然と自分の周りには自分と気の合う人が集まってきて、いつも楽しく気楽な環境が出来ていきます。

自分勝手に聞こえるかも知れませんが、周りからブーイングが起きようとも自分が楽しかったらそれでいいのだと思います。
気楽に生きていきましょう!

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2004年10月28日 「便利と引き換えに」 

先日、突然携帯電話の電源が切れて、それっきり復活不能になってしまいました。
翌日、ショップに行き点検してもらったところ、やはり復活不能で、幸い保障期間内だったので新しい電話には変わったものの、メモリーは取り出すことが出来ませんでした。

その後、電話が掛かってきても、普通に画面に名前などが表示されれば、「毎度!」とか出るのですが、すぐには誰かわからないので、友人・知人でさえよそよそしい対応になってしまいます。

便利になればなるほど、それが当たり前になり、頼りきってしまいます。昔なら電話番号も暗記していたものですが、すっかり記憶には残っていません。
日々の仕事でもパソコンはなくてはならない存在ですが、電気がなかったらそもそもただの箱です。
もしある日突然使えなくなりデータも消滅してしまったら、こんな小さな会社でさえ大パニックになります。
そんな事が地震のように地域的に起こったら・・、大変なことです。

原始時代にわざわざ戻る必要はないですが、今のような便利な時代に生きられる事に感謝しつつ、万一そんな時代になっても、心穏やかに生きられる心の備えが必要だと思います。

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2004年10月27日 誠意

昨日、まだ買って一年しか経っていない新車のトラックが故障しました。
オートマチックがうまく作動せず、途中で走らなくなってしまいました。
一週間前も同じ現象があったばかりでした。
このトラックは納車前から色々と不具合があり、これまで何度となくディーラーとやり取りをしてきましたが、あまりの対応の悪さに怒りさえ覚える程です。

どれだけ細心の注意を払っても、人間にミスはつきものです。
100%完璧はあり得ません。

でも相手にしたらミスは許されません。
ミスをした時、本当に迷惑をかけて悪かったという思いがあれば、それが態度として現れます。思いがあって初めて相手に伝わります。

20代の時は、誠意の意味がわかりませんでした。
失敗しても、とりあえず謝りはするものの、それ程「悪いことしたな」という思いはなかったような気がします。
よく「そこまで言わんでも」「そこまで怒らんでも」と思っていました。
そんな自分も、相手に誠意のなさを感じる事で、ようやく誠意の意味が分かってきました。

人間は体験して感じて成長する動物だとつくづく思います。
相手に今の自分と同じような不快な気分にさせないように、誠意ある対応をしていきたいと思います。

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越