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2017年10月30日

目的と手段を混同しない

日常点検はなぜするのか?今日一日安全に運行するために、異常個所がないかどうかを確認するために行います。決して正常であることを確認する訳ではなく、異常を発見するために行います。

そのためにタイヤを叩いたり、指差確認で点検をするのですが、毎日毎日やっていると、タイヤを叩くこと、指差呼称をすることが目的になり、確認をするという作業をしているだけで、安全運行するために異常個所を探すということを忘れてしまう場合があります。

日頃やっていることでも多々そんなことはあると思います。「一旦停止だから止まる」になると、一旦停止ではないけれど、ちゃんと止まって確認しなければいけない所は止まらずにいい加減な確認で済ましてします。本来、どんな場合もやらなければいけないのは「常にしっかり安全を確認して、安全が確認できてから動く」ということです。

「ルールだから守る」「言われたからやる」「今までこうやっていたからやる」という感じでやるのではなく、本来やらなければいけない意味や目的は何なのかを考え、その意味や目的を達成する方法が別の形であるならば、ルールさえ変えてしまえばいいのです。

手段でやった気になるのではなく、やるべき目的を達成し続ける行動をしていきましょう。

 

 

 

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